株式会社トリウミ

環境への取組み

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SDGsへの取り組み

SDGsとは

SDGs「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」とは、2015年9月の国連サミットで採択された持続可能でより良い世界を目指す国際社会共通の目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない」ことを原則としています。

持続可能な社会の実現に向けたトリウミの取り組み

私たち株式会社トリウミも、廃タイヤチップのリサイクル等の事業活動を通じて、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。廃タイヤチップのリサイクルの取組みに係るSDGsのゴールは以下の4つであると考えています。

エネルギーをみんなに そしてクリーンに

すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保します。

産業と技術革新の基盤をつくろう

強靭(レジルエント)なインフラ構築、包括的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図ります。

つくる責任 つかう責任

持続可能な生産消費形態を確保します。

気候変動に具体的な対策を

気候変動及びその影響を軽減するための対策を講じます。

 

トリウミの環境貢献

特定排出者(温室効果ガスを相当多く排出する者)とは

温室効果ガスを一定量以上排出する者に温室効果ガスの排出量の算定・国への報告を義務付け、国が報告されたデータを集計・公表する制度です。 特定排出者の要件は、年間のエネルギー使用量の合計が1,500キロリットル以上、事業所の排出量合計が3,000トン以上となっています。

温室効果ガスの種類 要件
エネルギーの使用に伴って発生する二酸化炭素 年度において使用した燃料の量並びに当該年度において他人から供給された熱及び電気の量をそれぞれ省エネ法施行規則第4条の規定により原油の数量に換算した量を合算した量の数値が1,500キロリットル以上である事業所を市内に設置している者
エネルギーの使用に伴って発生する二酸化炭素以外の二酸化炭素 二酸化炭素の排出を伴う事業活動として地球温暖化対策推進法施行令(以下「政令」)別表第7の中欄に掲げるものが行われる事業所であって、同表の中欄に掲げる事業活動の区分に応じ同表の下欄に掲げる量を合算する方法により算定される二酸化炭素の排出量に地球温暖化係数の1を乗じて得た量が3,000トン以上であるものを市内に設置している者

トリウミの活動による環境貢献量

トリウミは、社会におけるCO2排出量の削減に寄与することで環境保全に貢献しています。
では具体的にどのくらい貢献しているのでしょうか。
トリウミが1年間操業した場合のCO2の排出量と、トリウミが1年間操業して製造したタイヤチップが世の中で使用されることによって期待されるCO2削減期待値※を比較してみます。CO2削減期待値からトリウミのCO2排出量を差し引いた数値を環境貢献量とします。

※CO2削減期待値とは、従来の化石燃料を使用した場合のCO2排出量を基準にして、タイヤチップを代替燃料として使用した場合、どのくらいCO2排出量抑制が期待できるかを表した数値のことです。CO2削減期待値が大きければ大きいほど、環境にやさしいエネルギー源だと言えるでしょう。

 

単位:(t-CO2)

  2020年度 2021年度 2022年度
トリウミCO2排出量(a)
  
1,259 1,352 1,237
CO2削減期待値(b) 67,978 67,978 65,603
環境貢献量(b-a) 6,6719 66,626 64,366

 

戸建住宅に住む世帯のCO2排出量は年間3.47トンとなっており、トリウミの環境貢献量は戸建て住宅約19,000世帯分のCO2排出量と同等の抑制に貢献しています。

出典:環境省 建て方別世帯当たり年間エネルギー種別CO2排出量(令和3年度)
※戸建での換算

 

 

回収廃タイヤのリユース・リサイクルについて

リサイクル

サーマルリサイクル

廃タイヤはチップとなり、セメント工場や製紙工場のボイラーの燃料として使用されます。タイヤの発熱量は非常に高く、石炭や重油にも匹敵するのです。 単に焼却処分するのでは無く、燃焼した時の熱エネルギーを回収して、利用する事を『サーマルリサイクル』または『サーマルリカバリー』と言います。

マテリアルリサイクル

「再生ゴム」としてゴム製品の原材料となったり、「ゴム粉」として人工芝の緩衝クッションのようなクッション材として利用されたり、公園・保育園・幼稚園、お年寄りが多い医療施設・福祉施設などに利用されるゴムチップ舗装などさまざまな施設で利用されています。